売上の考え方
まず、これはどの商売でも大事になる考え方なのですが、
売上を300万上げたい!!
と考えたとき売上ってどうやって上げるかを考えないといけません。
答えとしては
売上=カルテ枚数×単価×平均来店回数
となります。
ざっと適当に当てはめると
300万円=200人×5000円×3回
これくらいになりますね。
目標を300万に設定して考える場合、
売上の目標である300万は変わらないので、
このカルテ枚数か単価か来店回数を増やしていけばいいのです。
漠然と300万いくぞ!と意気込んでもこの考え方がないとまぐれでしかないので
継続は難しいでしょう。
さて、この中身をどう考えるか。
ひとつひとつ見ていきましょう。
カルテ枚数
これを増やすというと何をすればいいか。
10月オープンして30人新規のお客様が来たとして、
11月にさらに30人来たら60人ですよね。
ただ、ここで落とし穴があります。
10月に来たけど11月に来てないお客様は11月のカルテ枚数に入らないのです。
どういうことかと言うと、
10月が終わって、11月に来店したお客様だけのカルテが
売上=カルテ枚数×単価×来店回数のカルテ枚数になるのです。
つまり11月にカルテ枚数が45枚だとすると、
11月新規30人 ー 離脱15人で+15人と先月から継続30人を足して45人が11月のカルテ枚数となります。
カルテ枚数を増やすには新規を増やして離脱を減らすことが重要になってくるのです。
いちばん手を付けやすいのはここかなと僕は考えています。
単価
単価とは全員のお客様が一回来店で平均いくら払っているかです。
1回10,000円の人が100人で月2回来たとして200万円
1回1,000円の人が100人で月10回来たとして100万円
売り上げは
10000×100×2+1000×100×10=300万円
平均単価=売上÷(カルテ枚数×平均来店回数)になります
合計で1200人来たことになりますので
300万÷1200で2500円になります。
つまり平均単価は2,500円になります。
平均単価を上げれれば他のカルテ枚数もしくは来店回数が少なくても300万になりますね。
ちょっと算数苦手なぼくには大体平均単価5000円になる例がパッと出てこなかったです。
平均来店回数
ここでの来店回数は1ヶ月を通して、お客様が平均何回来店したかを指します。
平均来店回数=売上÷総来店回数になります
10月のカルテ枚数が30枚で総来店回数を数えて300人だったとしたら
一人の平均来店回数は10回ですね。
現実的に月に10回もお客様が来るには単価が低く、そんなに通うメリットがないと
なかなか難しいですね。
ここは週一回の月4回くらいを目指すといいのではないでしょうか。
まとめ
売上を上げるぞ!と意気込むのはもちろん大切ですが、
まずはここを理解してやるのとやらないのではほんとに違うのでまずはここを理解しましょう。
これがないとやっていけないというわけではないのでしょうが、雇われ時代は売上を上げたいけど
何を頑張ったらいいかわからないままやってました。
この方程式を意識するようになってからはリピートの仕組みや、離脱を減らしつつ単価を上げていくこと
を意識して軌道に乗せてきました。これから開業したい!って方は是非参考にしてみてください。